「ザ・キタノホテル東京」は、日本の政治・経済の中枢である永田町エリアに位置するラグジュアリーブティックホテルです。
日本の四季を感じる客室、花見ができる屋上テラス、ウイスキーをかけて食べる和牛カレー、東京で一番美味しいあんみつなど、ホテルに居ながら日本らしさを存分に満喫できる「ザ・キタノホテル東京」を私マライ編集長がご紹介します。
本物の竹が茂るホテル!?
江戸城の外郭門内であったこの土地の伝統を継承しながら、和風モダンな究極な癒し空間「ザ・キタノホテル東京」は2019年4月に誕生しました。
エントランスから入ると、正面にはフロントデスク、左手には2階に続く階段があります。シャンパーンゴールドカラーを基調とした気品のあるデザイン空間です。
そして、なんと言っても驚きなのが、階段を上がっていくと、本物の竹が植えられている吹き抜け空間につながっているのです!
日本の四季を感じる客室
ホテルには70の部屋があります。2023年には、一流のホテルとレストランで構成される「ルレ・エ・シャトー(RELAIS & CHATEAUX)」に加盟しました。
それぞれの部屋には、日本の四季「春夏秋冬」のいずれかをイメージしたアート作品とカラーリングが使われています。すべての季節を体験したいと、前とは異なる客室をあえて予約するお客様もいるそうです。どの季節の客室もとても上品で、随所に感じられる和風のディテールがとても美しかったです。
個人的には、大きな窓で明るい「キタノ シーズナルスイート オータム」が一番気に入りました。暖かみのある赤とオレンジ色で構成された客室で、窓際に飾られた「秋の月」のアート作品が可愛すぎました。
「For Comfort(快適さを求めて)」をテーマにデザインされた客室は、一番小さい客室でも36㎡の広さがあって、ゆったりできます。建材には最高ランクの非アレルギー素材が使われ、寝具には人体工学に基づいた、日本で人気のエアウィーヴ社のマットレスや防汚素材の枕カバーが使われています。
ティーラウンジ佳風(Tea Lounge KAFU)
ホテル2階の茶室「ティーラウンジ佳風(Tea Lounge KAFU)」は、竹のアトリウム空間の隣にあります。こちらの和の空間では、いろんな日本のグルメ料理を提供しています。私マライは、ランチセット「キタノ特製 和牛カレーライスセット」をいただきました。ほろほろの和牛カレーで極上の「味変」を楽しめました。東京とニューヨークのキタノホテルとの繋がりで、ニューヨーク産の特製ウイスキーをかけると、生まれて初めての味わいで、ホッペが落ちました!
和牛カレーの食後に、人気デザート「季節のフルーツ白玉クリームあんみつ」と抹茶をいただきました。新鮮なフルーツと甘すぎない黒蜜の組み合わせはとても上品で、こんなに美味しいあんみつは初めてです!本当に、東京一のあんみつと思いました。和菓子が好きな方には、ぜひ味わっていただきたいです。
花見ができるルーフトップラウンジ
ホテルの9階にあたるルーフトップには東京の中心部を見渡せる「キタノアームスラウンジ」があります。屋上に植えられている枝垂れ桜が咲く時期になると、天空のお花見も体験できます。
また、オリジナルのカクテルとバーメニューを楽しみながら、東京の夜景を一望できます。
フードメニューで驚いたのは「やわらかサーモンの中骨のハーブマリネ」というサステイナブルなメニューでした。普段、硬すぎて食べられない中骨に圧力をかけてやわらかくすることで、まるごと食べられるようになります。絶品です!
ホテルに居ながら、日本らしさを存分に満喫できる「ザ・キタノホテル東京」。また特別な日に大切な人と一緒に再び訪れたいホテルだと思いました。ホテル周辺にも、素晴らしい観光地がたくさんあります。皆さんも東京観光を検討中なら、ぜひ「ザ・キタノホテル東京」へ!
ザ・キタノホテル東京 | THE KITANO HOTEL TOKYO
https://www.kitanohotel.co.jp/tokyo/
東京都千代田区平河町2-16-15
Google Maps: https://maps.app.goo.gl/UQoEqs7amsBqvvHs8
最寄駅:永田町駅、赤坂見附駅