色鮮やかなスペインタイルの絵付けを体験!

東京には、バラエティ豊かな工房や教室が数多くあります。新しい趣味を見つけたい貴方にピッタリなレッスンがきっと見つかるはずです!今回は、色鮮やかなスペインタイルアートの世界をご紹介します。

スペインタイルアート工房は、このビルの一室にあります。
ビルの入り口。体験レッスンが楽しみです!

スペインタイルって何?

スペインでは、タイルに絵や文字を書き、家の装飾に使ったり、お店の看板にしたりする文化があります。当たり前に日常生活の中にあるそうです。素朴で色鮮やかなタイルにはパワーがあって、見る人を元気にしてくれます。

タイルの他にも、皿などの陶芸品もあります。

絵付け技法や色の使い方は地域によって特徴があるそうです。幾何学模様から、人物や植物を筆で描いた絵柄まで、様々な絵柄があるのも魅力の一つです。

生徒の作品づくりを覗き込むマライ

こちらの教室には、壁一面に作品が飾ってあり、スペインタイルアートの奥深さがわかります。

和柄で絵付けしたスペインタイル作品
世界遺産シリーズ。こちらの作品は筆で描かれています。
サンプル作品の数々。表札も可愛いです!

いよいよ、スペインタイルの絵付け体験!

作業スペース。座って、集中して作品を作っていきます。

今回は、一枚のタイルに幾何学模様を描く体験レッスンを受けました。先生が全てのステップを丁寧に説明してくれるので、初心者でも問題なく作品を仕上げることができます。

今回作るタイルの絵柄と釉薬(ゆうやく)。自分で好きな色を選んでOK!釉薬はスペインから取り寄せた本場のもの。タイルはスペインの土で作られています。

まず、タイルに絵柄を転写します。ツールで絵柄をなぞるだけで大丈夫です。

転写完了!

次に、シャープペンシルで転写した線の上に太いラインを引いていきます。この線は色と色の境界線の役割を果たすそうです。

集中!集中!
失敗した箇所は、消しゴムで簡単に直せるから、安心です!

いよいよ絵付けスタート!なんと、スポイトで釉薬を吸い取り、勢いよくタイルに流していきます。「クエルダセカ技法」と呼ばれて、これが意外と難しい!

ペースがゆっくりすぎると、釉薬が山のように盛り上がってしまいます。
流した釉薬が全く均等にならず、少し不安になります。先生、助けてください!

最初の絵付けで失敗しても、実は、後から修正が可能なのです。釉薬をつけすぎた部分をカッターナイフで削っていきます。本場スペインで絵付けを学んだ先生は、いつでもチェックしてアドバイスをくれるので、安心です。

仕上げ作業で、濡らした筆で釉薬を滑らかにします。

絵付け作業に夢中になり、時間の流れを忘れてしまいました。作品がみるみるうちに形になっていくのが本当に楽しいです!

フィニッシュ!左はお手本のタイル、右はマライ記者が絵付けしたタイル。
作品は、教室にある窯を使って約1000度で焼かれます。これで、半永久的に色褪せることはありません。

作品の出来上がりは物によって10日〜2週間かかります。教室を訪れて受け取ることもできますし、郵送も可能です。

10日後、作品を受け取りに行きました。
焼き上がったタイルの表面が凸凹していて、可愛い。完璧な出来上がりではないですが、自分で作ったものはやはり愛着がわきます。

スペインタイルアート工房には、体験コースから通年コースまであり、営業時間内なら、好きな時間で予約が可能です。新しい趣味を見つけたい人、友人や恋人と特別な体験をしたい人、手作りのプレゼントを作りたい人、アート作品を作って癒されたい人、温かみのあるスペインタイル絵付けにチャレンジしませんか?

自宅でコースターとして使っています。楽しかった体験教室のことを思い出します。

スペインタイルアート工房

https://spanishtile.net(日本語)
連絡先(電話・メール):https://spanishtile.net/classroom/access.html
Facebook: https://www.facebook.com/1899510830360260/
東京都千代田区神田司町2丁目15−1 パレヤソジマ 402
Google Maps: https://goo.gl/maps/XnXei8BSiwtGvxeZ8
最寄り駅:御茶ノ水駅、神田駅、新御茶ノ水駅、小川町駅、淡路町駅

そのほかの予約サイト:
アソビュー:https://www.asoview.com/base/1171/
じゃらん:https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000182060/